実務でもよく使うものは何なんだろう。
Bootstrapは知ってるけれど使いどころがよく分かっていない人はぜひ最後まで読んでみてください。
わたしもBootstrapを使い始めた頃、どこに何を使えばいいのか分からなくて本当に苦戦したので(^_^;)
わざわざnoteのアカウントを作ってこんな記事を書くくらい分かっていませんでしたw
「まじでHTMLとCSSだけでよくね?」と思ってたし、「逆に使うとスピード下がるんだけど!」とも思ってました。
でも今ではBootstrapのおかげで楽にコーディングができるようになったので感謝しながら使っています。
それでも実務で使うものは限られているので、使いどころと併せてよく使うものも紹介しますね!
本記事の内容
Bootstrapを使うメリット
レスポンシブ対応が楽!
画面幅に合わせて3カラム→1カラムに変更できます。
HTMLのclass名を書くところに「col-4」などと記述するだけで3カラムのものが作れます。
cssに細かく横幅を設定しなくていいので、作業時間をかなり短縮できます!
CSSの記述量が少なくなる
Bootstrapを読み込んでおけば、そのBootstrapに様々なcss要素が入っているので自分でわざわざCSSに記述する必要がないんです。
(例)PCでは3カラムのところを、スマホでは1カラムしたい時
- 作業時間は10秒
- cssへの記述は0
これくらい楽にできちゃいます\(^o^)/
Bootstrapはこんな時に使うと便利!
カラムを画面幅にあわせて変更したい
よくあるデザインですよね。
こんな時こそ「Bootstrap」の出番です!
<div class="container"> <div class="row"> <div class="col-md-4"> sample </div> <div class="col-md-4"> sample </div> <div class="col-md-4"> sample </div> </div> </div>
container > row > col-md-4 (ここは自由)
この順番で書けばできますよ!
実際に自分のHTMLに書いてみてください。
分かりやすいように背景色を付けてみるのもいいですね!
私は<div>グループごとに色分けをして体験して覚えてました。
「col-md」とか「col」のくわしい使い方はグリッドシステムというものを勉強すれば分かります。
「Bootstrap グリッドシステム」、「Bootstrap col 使い方」
なんかで色々とググってみてください。
ここだけmargin・paddingを変更したい
実案件をやっていて分かったのですが、デザインによっては
この<p>のとこだけmarginを0にしたい!
この<div>のとこだけpaddingを0にしたい!
などのように「ここだけ変えたい!」って部分が出てくるんですよ。
「新しいクラス名付けるまでもないようなところ」にね。
そういう時に使えるのが「m-0」「p-0」です!
<div class="m-0"> <p>ここだけmarginを0にしたい!</p> </div> <div class="p-0"> <p>ここに要素が入っています</p> <p>この要素を囲んでいる<div>のpaddingを0にしたい!</p> </div>
- m-0 = margin: 0;
- p-0 = padding: 0;
いちいち新たなクラス名を付けるまでもないところに使えます!
頭文字を書いているだけなので、
「margin-bottom: 0;にしたいならmb-0」、「padding-top: 0;にしたいならpt-0」でOKです。
詳しくは公式の記事をみてください!
ここだけ行揃えを変更したい
「この行だけ中央揃えにしたいなぁ〜」
「この見出しだけ左揃えにしたいなぁ〜」
って時、ありますよね?このコードを書いてみてください。
<p class="text-left">左揃えになるよ</p> <p class="text-center">中央揃えになるよ</p> <p class="text-right">右揃えになるよ</p>
- text-left = text-align: left;
- text-center = text-align: center;
- text-right = text-align: right;
cssの書き方となんか似てるので覚えやすいですね!
こちらもBootstrapの公式ページを載せておきます。
Bootstrapを使うときのコツ
CDNで読みこむのが良い
ダウンロードしなくても、HTMLに決まったコードを書けばBootstrapが反映するようになります。
サンプル
<!doctype html> <html lang="en"> <head> <!-- Required meta tags --> <meta charset="utf-8"> <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1, shrink-to-fit=no"> <!-- Bootstrap CSS --> <link rel="stylesheet" href="https://stackpath.bootstrapcdn.com/bootstrap/4.2.1/css/bootstrap.min.css" integrity="sha384-GJzZqFGwb1QTTN6wy59ffF1BuGJpLSa9DkKMp0DgiMDm4iYMj70gZWKYbI706tWS" crossorigin="anonymous"> <title>Hello, world!</title> </head> <body> <h1>Hello, world!</h1> <!-- Optional JavaScript --> <!-- jQuery first, then Popper.js, then Bootstrap JS --> <script src="https://code.jquery.com/jquery-3.3.1.slim.min.js" integrity="sha384-q8i/X+965DzO0rT7abK41JStQIAqVgRVzpbzo5smXKp4YfRvH+8abtTE1Pi6jizo" crossorigin="anonymous"></script> <script src="https://cdnjs.cloudflare.com/ajax/libs/popper.js/1.14.6/umd/popper.min.js" integrity="sha384-wHAiFfRlMFy6i5SRaxvfOCifBUQy1xHdJ/yoi7FRNXMRBu5WHdZYu1hA6ZOblgut" crossorigin="anonymous"></script> <script src="https://stackpath.bootstrapcdn.com/bootstrap/4.2.1/js/bootstrap.min.js" integrity="sha384-B0UglyR+jN6CkvvICOB2joaf5I4l3gm9GU6Hc1og6Ls7i6U/mkkaduKaBhlAXv9k" crossorigin="anonymous"></script> </body> </html>
難しく見えますが、<head>内に1つ、</body>の直前に3つ書けばOKです。
一番よく使うのはcol
上述の「Bootstrapはこんな時に使うと便利!」でも書いたんですけど「カラム」を変更させる時に一番よく使います。
なので「colの使い方」を練習するだけでもコーディングのスピードは上がりますよ〜!
余計なmarginやpaddingは自力で消す
Bootstrapにはデフォルトで付いているmarginやpaddingがあるんですけど、デザイン通りにコーディングするとき邪魔になることが多いんですよね。
例えば「.container」「.row」なんかです。
検証の画面がこちら。
もともとmarginやpaddingが付いているのが分かりますよね?
いらないと思ったら、cssに書いて消して使います。
.row{ margin:0; }
自由にカスタマイズして使いましょう〜!
Bootstrapの勉強法
もっと詳しく知りたい!って人は動画や本で勉強してみてください。
ネットで都度調べて行ってもいいけど、やっぱり一回しっかり勉強した方が早く身に付けることができます。
最初本を買って、そのあとUdemyの動画で勉強しました。どちらもリンク貼っておくので参考にどうぞ、、!
本
結構分厚い本です。
題名通り初心者のためのガイドブックです。
グリッドシステムを理解するのに役立ちました!
(楽天市場はこちらから)
Udemy
個人的には動画の方がおすすめ(^_^;)
本は持ち運びにくくてやっぱり動画が楽でしたね。
【世界で30万人が受講】フルスタック・Webエンジニア講座(2017最新版)をやると良いですよ!
私はこれを受講してやっとわかるようになったのでオススメですー!